消防設備点検業者を選択する際に、おさえておくべき4つのポイントをご紹介いたします
見積もりは明瞭か

見積もりが不明瞭な業者ほど、点検がずさんなケースがあります。
消防法の規定や、工業会などで決められる標準工数を守った点検を行えば、当然時間と諸費用がかかるため、もちろん安価ではできません。
また価格が高すぎる業者に関しては、中間マージンなどで料金の上乗せをしている場合があるので、明細の中で不明瞭な部分、説明のない部分ほど注意が必要です。
実際に行う点検内容や、見積もりの詳細をしっかりと説明してくれる業者かどうか、打ち合わせの段階からしっかり見極めることが大切です。
業界情報に精通しているか

消防法は国民の尊い人命及び財産を火災から守るために、時代背景を踏まえ改正されていきます。
消防法が改正になったことで、建物の管理者や消防設備士が果たすべき役割はどのように変わったのか、改正のポイントはなんであるのか、といった業界動向を熟知している業者は、実際の点検もしっかり行います。
普段から業界動向にアンテナをはり、お客様の消防設備の状態を常に最善の基準で管理しようとしている業者に依頼をしましょう。
対応力があるか

消防設備点検は、点検と改修工事で必要な資格が異なるので、対応可能な業務内容は業者によって様々です。
消防設備の点検のみしかできない業者よりも、消防に関する様々なサービスを提供している業者の方が、一貫で任せられるため建物の管理も簡単でコストや手間を削減できます。
業者ごとの提供サービスや対応内容についても、しっかり把握しておきましょう。
実績・歴史があるか

実績や歴史がある業者は、それまでに培ってきたノウハウや経験はもちろん、お客様からの信頼があるということです。
消防設備点検は地域に密着した業者や、体制・連絡など非常時にも対応可能な業者を選ぶべきだと思います。
消防設備点検は一度見て終わりというものはなく、継続的な点検・管理が必要なので、お客様からの評価として目に見える実績、そして安心して付き合える企業であるか、というポイントを重視しましょう。